器ふじさき

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埼玉県坂戸市


笠間、益子に仕入に行ってきました

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笠間、益子に仕入に行ってきました

407号線のガソリンスタンド順番待ちの行列2km東北関東大震災の余震がまだ時々あってとても不安な日々が続いています。そんな中、不安もあったのですが、益子や笠間の街が大丈夫かと心配だったので、仕入に行ってきました。

当店の地元の埼玉県でもガソリンが不足していて、近くのスタンドでも2~3kmの長蛇の列で、その辺も不安だったのですが、とりあえず我が家の車は満タンだったので往復は十分に可能と判断しました。
いつも益子に行くときは高速は一切使わないで、下の道を通るのですが、今回は高速を使いました。
東北の支援物資輸送で混んでいるかと思ったのですが、それは殆ど無くて、関越道~外環~常磐道~北関東道と、笠間まで2時間ほどで着きました。
でも笠間の街は結構な被害でした。立派な家屋の屋根瓦がかなり崩れていたり、地元の特産の大谷石の塀やブロック塀などは崩れていたりして、結構大きな災害だったのがわかります。
陶の小径笠間では、「陶の小径」(とうのこみち)という、「作家さんと会える小道」というテーマで町が整備している地域にある河野さんの窯に行ってきました。いつもは益子のお店で仕入させていただいている作家さんですが、今回は窯まで行ってみたのです。
(笠間やきもの散歩道PDF »表紙面 »地図面 笠間市のホームページより)
河野陶房河野さんのところでも、いくつかの作品が落下して破損したようですが、それほどの大きな被害はなかったようでした。
その後、いくつかのお店を回り益子まで移動したのですが、道中でも塀だけではなく、家屋の壁も崩れ落ちているような家もあり被害の大きさをあらためて感じました。
益子のメインストリート益子の市内に入ってみても、さすがに観光客と見られる人は少なかったです。でも何人かは見られたので、皆さんガソリンの不安で出かけられないのでしょう。
来週になればガソリンの供給も大丈夫と言われていますので、陶器市には、また元気な街に戻ってくれると思います。
焼き物が好きな方は、日本最大の陶器の町「益子」を元気付けるためにも、ぜひ4月29日からの「益子の春の陶器市」に行ってください。そして、益子の人たちを元気付けてください。


11/3/20/(日)21:51 | Permalink