やきもの見聞録
このページでは、作家さんの工房を訪ねた時の事や、仕入れで訪問した街や店の様子、街で目にしたやきものや陶器、器などに関して、見たり聞いたりしたことを書いてゆきます。 ▼バックナンバー >>No21〜30 ▼バックナンバー >>No11〜20 ▼バックナンバー >>No1〜10 |
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●2011/07/24 | ![]() |
篠原 希さん 池袋東武での個展訪問 |
No36 | ![]() 今回は穴窯の中でチンチンに焼けているところを、長い金の棒で引き出しす「引出し」という手法の作品がいくつかあり、青みのあるとてもきれいな焼き上がりの作品でした。 |
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●2010/07/25 | ![]() |
信楽焼 篠原 希さん 個展訪問 |
No36 | ![]() 窖窯(あながま)での作陶で、焼締めで、灰の被り方もさまざまで、引出など、いろいろな表情の作品がたくさんあって、とても将来が楽しみな作家さんです。2010年の秋には、当店でも個展を開催していただく予定です。 |
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●2006/03/12 | ![]() |
青梅市 陶房吉田 訪問 |
No35 | ![]() 工房は別の場所にあって、こちらはお店です。吉田さんの奥さんがお店を仕切っています。 先生の作品だけではなく、お弟子さんの作品も多数あって、どれもすごくレベルが高い、すばらしい作品ばかりでした。 |
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●2005/06/26 | ![]() |
朝霞市 かふぇぎゃらりー 八右衛門 訪問 |
No34 | ![]() 当店のお客様でもあり栄養士の資格のある、オーナー手作りの料理とカフェ、そしていろいろな作家さんの作品を集めて販売もされています。 陶芸教室も併設されていいます。 |
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●2005/06/19 | ![]() |
福岡県 小鹿田焼 |
No33 | ![]() この小鹿田焼きは宝永2年(1705年)に小石原焼きの分れ窯として始まったようです。 そのため、小石原焼きや高取焼き の影響を受けており、茶碗や鉢、甕、壷などの日用雑器をつくり、近郊の農家などに販売していたようです。 初期の頃は数件の窯で始まったようですが、今では窯は10軒ほどに増えていますが、子供から孫、またその子供へと、一子相伝の流れで作られ、窯も共同の登り窯が使用されています。 それぞれの窯元の家には渓流の水を利用してのシーソー水車の唐臼(からうす)があり、、付近で採集した陶土を粉砕し、自分たちで水に溶かして粘土を作っています。 ◆シーソー水車動画(10M) >>こちら(AVIファイル) 技法は、小石原焼のようなとびカンナや、刷毛目ほとんどです。 このシーソー水車の音が街のあちこちで聞こえ、日本の音100選にも選ばれています。 |
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●2005/06/19 | ![]() |
上野焼 庚申窯 |
No32 | ![]() このように茶器が始まりで、九州地方の陶器としては特徴のある青緑の釉薬などを用いて、独特の大陸的な雰囲気があります。また、陶器でありながら肉厚の薄い、口当たりの良いのが特徴です。 |
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●2005/06/19 | ![]() |
小石原焼 泉利美窯 |
No31 | ![]() 山の中の集落に4〜50軒ほどの窯元があります。歴史は江戸初期ぐらいからで、日常使いの雑器が主体です。特徴は半渇きの粘土成型された物を、ロクロで回転させ、その肌にゼンマイの板のようなはがねを当てて、粘土に飛び模様を付ける「とびカンナ」という手法と、同じくロクロで回転させておいて、そこに大きな刷毛に釉薬を付けて、チョンチョンと刷毛を当てて飛び飛びの刷毛目模様を付けます。 |